社会人デビューから結婚まで |
入社2年目くらいで 会社のマネープラン研修に参加する。 もう一昔前だが、講師(会社の先輩だが)曰く、 「この地域で一戸建て新築取得するには いくらかかると思いますか?」 「チラシとかよく目にするから大体分かるかな?」 「核家族で、庭も少しついて、駐車場もこの地域なら必要ですよね。」 「はい、込み込み〜万円 みておいてください!」 当時は結婚も まだまだの話。 まだ、かなり先のことと割り切り?クルマやバイク用品へ散財しまくる。 一般財形などの貯蓄も月々微々たるもの。持ち家のための明確な 資金形成プランなど皆無の時代。 26歳まで貯蓄ゼロ生活を送る。 |
結婚準備期間 |
28で結婚することになる。 結婚準備期間はちょうど1年だった。少し残り始めた貯蓄は 指輪類とアパート引越しの敷金礼金などの入居費用で ゼロに。 基本的に親類からの資金援助は受けなかった。 二人で1年で 披露宴、新婚旅行代を貯めることになる。 必要総費用に少し届かなかったが、なんとか乗り切る。 ご祝儀でイーブンとまでは行かないが少し回復する。 しかし、新生活のスタートには何かと物要り。最後に清算するとそれほど 残らない。 |
マイホーム取得セミナーに参加 |
結婚の次はマイホーム取得が人生の筋道。 再び会社の催す、マイホーム取得セミナーに参加してみる。 講師曰く、 「皆さん、この辺の人は平均何歳で家を購入すると思いますか?」 「ローンの返済期間も考えると あまり待ってもいられないんですよ。」 「はい、平均歳です。」 (内心、「早っ!」) 「でも頭金が少ないと、いくらローン期間が長くても月々の返済に 苦労しますよ。家の諸費用の中には現金で必要なものもありますし、 本体工事以外にも結構お金かかりますよ。その分は自己資金で 用意しておきたいですね。ちなみにこの近辺の家取得時の 自己資金平均額はおいくらかご存知ですか?」 「はい、平均万円です。」 (内心、「・・・」) なおもセミナーは続き、 「1000万まで自己資金不足分を、33歳までの残り年数で割った 金額が これからの年間貯蓄額の目標です。」 「もちろん、親からの資金援助込みの金額ですから、ご安心を。」 「お金を貯める一番の方法は・・・」 セミナーは終了するが、言われた通り年間貯蓄額を出してみる。 ・・・・。 直接の援助ではないが、今回は2世帯ということで土地購入は 嫁さんの親が探すことになっている。 でも同居スタイルじゃない2世帯住宅は1世帯住宅より割高。 両世帯の希望を積み上げていくと恐ろしい予感・・・。 33歳までボーナスに一度も手をつけなければかろうじて到達できる 極みか・・・。 |
建てる理由が・・・ |
子供が産まれ、知人より姓名鑑定師を紹介してもらう。 基本的には信心深い俺。 やった方がいいならやっておく主義。 ついでにもし、引っ越すならいつの時期がいいか聞いてみる。 移動する方角も未定なのでなんともいえないが ベター、ベストの時期というより、平成20年が転居には 適しているとのこと。その時期を逃すと、しばらく見合わせたほうが 無難とのこと。 新築して、本人や身内に不幸が起るなんてのはよく聞く話。 心労による燃え尽き症候群とか、ライフスタイルの変化に適応できない、 とかの類なんだろうけど、まぁ進言に従うことに。 ただ、頭金は目標額に届かないことに・・・。 土地の目処を平成19年内につけてもらうことを 嫁さん両親に伝えておく。家の仕様も決めていないがざっくり 必要居室、駐車スペース、一般的な建ぺい率から目標の土地坪数を 伝えておく。 基本的に土地が決まらないことには動きようがないので 家本体の検討はストップ。 |
いきなり土地が当たった! |
なかなかいい土地が見当たらないようだ。 坪数だけならあるが、形や周囲環境に問題があったり、上物があるとか、 整地されていないとか。 市が持っている保留地はさすがに優良物件だ。環境よし、形よし。 多少割高だが人気が高い。1度は指をくわえて見送り、2回目は 抽選に外れ、3度目の正直で申し込んでみたら 当選した! これも縁あっての物件でしょう。これ以上恵まれた土地は今後ない だろうということで辞退なんてとんでもない。 いよいよ本格的にマイホーム検討に突入! |
具体的にはいつ? |
土地の支払いも済んでいないのに (支払いは親世帯だが・・・。) 早くも所有した気分になり、早速先日の占い師さんのところへ。 引越し方向が決まったので今度は時期を見てもらう。 引越しは6月か10月のどちらかとのこと。 まだ1年以上ある。いや、1年しかないのか?どんな家をどこで建てるか 具体的に検討し出すことに。 |