アナログ燃料計取り付け



 前回取り付けたデジタル武川フューエルメーター。後期型のタンク
後期型の燃料センサーを装着したので、計測は出来ていました。しかし
突然、メーター類のヒューズが飛ぶトラブルが発生。武川メーターの
せいではないと思いますが、ヒューズが飛ぶ前に武川メーターが誤動作
していたので、メーター自体も交換してみることにしました。

切れたヒューズ。デジタルフューエルメーターのせいではないと
思いますが、負担になっているのは確かです。

今度はPOSH製のフューエルメーターです。
デカイ、重い!中にステッピングモーターとか
入っているのは確かです。余計電装系に負担がかかりそうです。
本末転倒なチョイスです。

そもそもデカイメーター。取り付くような場所はあるのか?
ないだろうなーと仮で両面テープで据付けてみると
ありました・・・。ここなら視認性、ハンドルとの干渉は
なさそうです。

本格的にステー取り付けを検討します。
入手しやすそうなエーモン汎用ステーは干渉します。

使えそうなボルトと取り付けたいメーター位置は
特に高さ方向でずれているのでステーには成形が必要です。
強度と成形性を兼ね備えた材料をホームセンターで
探して、見繕ったのが圧着端子とロッドの組み合わせです。
メーターの取り付けは両面テープをメインに使います。
ロッドは保険です。


なぜ保険かというと圧着端子とロッドを強固に
締結する方法が浮かばないからです。ハンダでロウ付けに
チャレンジです。一応金属加工用のハンダを買いました。


コテが小さいので芋ハンダになりやすくて困りました。
なんとか固定されたようです。

あとはうまく曲げられるかです。素手では直角に曲げるのは
さすがに困難なので万力でクランプです。固い手ごたえですが
なんとか曲げられそうです。ねじ山が切られているので
引っ張り応力で破断するか心配でしたが大丈夫そうです。

L字に曲げた後車体に仮付けして、希望の位置にメーターが
来るようにおおよその曲げポイントとカット位置をマーク。
金のこでカットします。

オリジナルステーの完成です。
圧着端子は穴径が大きすぎるので小さな
ワッシャーも用意しました。

ステーを仮組して見ます。悪くなさそうです。
ロッドが当る場所にはスポンジを貼り付けました。

あとは電気系の結線です。説明書をみると、メーターは3芯です。
燃料センサー2芯。電気もプラスマイナス2芯。
4芯を3芯にする工夫は必要ですが、ギボシ端子を使うと
煩雑になりそうです。

そこで今回は3Pコネクターを用意しました。

メーター側に端子ピンを取り付けます。
非常に小さくて苦労しました。抜け止めのために
ハンダ付けします。

そのハンダが端子をコネクターボディに
押し込む邪魔になり、また苦労しましたが、
なんとかコネクターの完成です。

電源は増設してあるシガーソケットからとります。

ギボシ端子はシガーソケットへ行く電源用。白コネクターは
燃料センサーへ。その4芯を3Pコネクターに集約します。

コネクターを使ってスマートに結線完了です。

動作確認のためキーオンにしました。
無事燃料計に灯が灯りました。
ショートなどはしていないようです。

あとは、恒例のガソリンを1リットルずつタンクに戻して
動作確認とメーターの公正をしました。
結果をgifアニメにして見ました。動作も良好です!

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